最近広告で見かけるようになったPayPay銀行ですが、全国のATM設置数を1つの売りにしています。
そこで、今回はPayPay銀行のATMの設置数は本当に多いのか確かめてみましょう。
PayPay銀行とは?軽くおさらい
PayPay銀行はPayPay銀行株式会社が運営するネット銀行です。PayPayと同じZホールディングスのグループ企業として活動しています。
前身は日本初のネット銀行であるジャパンネット銀行で、2021年4月5日に会社名を現在の「PayPay銀行」に変更しました。
一部のサービスの名称が変わっていますが、基本的にはジャパンネット銀行のサービスを引き継いだ形になっています。
PayPay経済圏と言われるように、PayPayとの相性が良くアプリ内で直接振込や残高確認を行うことが可能です。
サービスを詳しく知りたい人は公式サイトをご覧ください。
PayPay銀行を利用可能なATMは全国に約9万5千台!
気になるPayPay銀行を利用できるATMの設置台数ですが、全国になんと約9万5千台も設置されているようです。(公式サイト参照)
このATMの数は「PayPay銀行のATM」となっており、セブン銀行やイオン銀行、ローソン銀行などの提携先金融機関でも取引ができることを考えると、全国どこでも利用可能な銀行と言えるでしょう。
PayPay銀行の提携先ATM
サービスを利用可能な提携ATMは下記のATMとなっています。
- セブン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- E-net(ファミリーマートやデイリーヤマザキなどに設置されているATMです)
- ゆうちょ銀行ATM
- 三井住友銀行ATM
このうち、セブン銀行とローソン銀行のATMのみキャッシュカード不要でアプリのみで取引が可能になっています。
このサービスは「カードレスATM」と呼ばれていますが、事前にアプリ内で登録が必要になっているので、口座を開設後にすぐに設置しておくことをおすすめします。
すでに口座を開設している人は公式サイトで確認してみてください。
ついでに入出金手数料も紹介
PayPay銀行の提携先ATMでの入出金手数料は毎月1回目は無料となっています。
2回目以降の取引は取引金額に応じて手数料が決まります。
取引金額が3万円以上の場合は、すべての提携ATMで手数料が0円になります。
しかし、金額が3万円未満の場合はゆうちょ銀行ATM以外は165円、ゆうちょ銀行ATMのみ330円の取引手数料がかかります。
※ちなみに、前月の平均預金残高が3,000万円以上の場合は手数料の優遇を受けられます。(金額に関係なく入出金手数料が無料になります)
主要なネット銀行と利用可能なATMの数を比較
PayPay銀行を利用可能なATM数を他の主要ネット銀行と比較してみましょう。(各社公式サイト参照)
- 楽天銀行:約10万台
- SBI新生銀行:約10万台
- auじぶん銀行:約9万台
- 東京スター銀行:約5万台
- イオン銀行:約5万5千台
- 住信SBIネット銀行:不明
- ソニー銀行:不明
いかがでしょうか?主要ネット銀行の中では利用可能なATMの数は多いほうであるといえます。
楽天銀行やSBI新生銀行の大手2社に関しては若干数ではありますが、PayPay銀行よりも利用可能なATMの数は多くなっています。
とはいえ、PayPay銀行も大手2社と遜色なく、全国のほとんどのコンビニATM等で取引ができるので利便性は高いと判断できます。
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